安くなっていると買ってしまう。そして、そのまま開かない。心当たりのある人は多いと思う。

積むのは金額の問題ではない

未読が増えて困るのは、金を無駄にしたからではない。次に何を読むかを決める作業が重くなるからだ。

10本の未読があると、開くたびに「どれから読むか」を考えることになる。この判断のコストが、1本あたりの値段よりよほど重い。結果として、選ぶのが面倒になって何も開かなくなる。

買う基準を金額から外す

「安いから買う」をやめて、「読む予定が立っているから買う」に変えるだけで、この問題はかなり減る。

具体的には、今日か明日に開くつもりがないものは買わない。安くなっていても、だ。次のセールでまた安くなる。

それでも買うなら、本数を決めておく

セール自体は悪いものではない。試したことのない作者を試す機会としては優秀だ。

その場合は、「今回は3本まで」と先に決めておく。上限を決めずに眺めると、判断の基準が「安いかどうか」だけになり、好みかどうかを考えなくなる。

当たりの率を上げるほうが安い

10本買って2本当たるより、3本買って2本当たるほうが、金額でも時間でも得をする。

そのために効くのは、値段を見る時間を減らして、作者・シリーズ・レビューの件数を見る時間を増やすこと。作者買いできる人を見つけると、この率は明確に上がる。

買わない判断も記録しておく

見送った作品を覚えておくと、次に同じものを見たときに悩み直さずに済む。

「この作者は前に外した」「この形式は自分に合わなかった」が溜まっていくと、選ぶ時間そのものが短くなる。買った記録より、買わなかった理由のほうが役に立つことがある。