作品を探す時間そのものが、けっこうな負担になっている人は多いと思う。新着を眺めて、サンプルを開いて、迷って、閉じる。これを毎回やっていると、探すこと自体が面倒になってくる。

これを一番減らせるのが、作者買いできる人を何人か持っておくことだ。

「当たり」の再現性は作者に付く

作品単体の当たり外れは運の要素がある。でも、作風・構図の癖・話の運び方は作者ごとにかなり安定している

つまり、ある作者の作品が自分に合ったなら、同じ作者の別の作品も合う確率は、無作為に選ぶよりずっと高い。当たり前の話に聞こえるけれど、実際に「作者名で遡る」ところまでやっている人は多くない。

何本で判断していいか

  • 1本……偶然の可能性が高い。まだ判断しない
  • 2本続けて当たり……その作者の傾向が自分に合っている可能性が高い。ここで過去作を一通り見る価値がある
  • 3本……もう作者買いしていい。以後は新作が出た時点で買う候補に入る

逆に、2本続けて外したら、その作者は自分と合わないと判断していい。評価が高くても、だ。世間の評価と自分の好みは別のものなので、ここを混同すると延々と外し続けることになる。

サークル名とレーベル名も同じ

同人ならサークル、商業ならレーベルでも同じことが起きる。特にレーベルは編集方針が効くので、中身の方向性がかなり揃う

「このレーベルは自分に合う」が1つ見つかると、そこの新作を追うだけで探す作業がほとんど終わる。

このサイトを作っている理由がここにある

作者・シリーズ・レーベルから遡れる索引を作っているのは、この「当たりを見つけたら横に広げる」動きを、1回のクリックで済ませたいからだ。

配信元のサイトでも作者名から辿ることはできる。ただ、過去作が発売順に並ぶだけで、どれが評価されているかまでは一度に見えない。そこを一枚にまとめたい、というのが最初の動機だった。