このサイトには発売年から辿る軸がある。作った当初は「懐かしいものを探す人向け」くらいのつもりだったが、実際に並べてみると使い道が違った。

古い作品の平均点は、動かない

発売から時間が経った作品は、レビュー件数が積み上がっている。件数が多いほど平均点は動かなくなるので、古い作品の★4.3は、新作の★4.3より信用できる。

新作は件数がまだ少ない。最初の数人が入れた点で全体が決まっている段階なので、同じ★4.3でも意味の幅が広い。

「新しいほうが良い」は、少なくとも点数の読み方としては成り立たない。

安さは理由になるが、決め手にはならない

古い作品は値段が下がっていることが多い。同じ予算で本数が増えるのは事実だ。

ただ、安いから当たり、ではない。値段は年数で下がっているだけで、中身の評価とは別の軸で動いている。安い棚の中で平均点と件数を見る、という二段構えにしないと、結局は数を買って外すだけになる。

年を「幅」で見る

1年ごとに区切って見るより、3〜5年の幅で見たほうが分かることが多い。

同じ作者やレーベルを年の幅で並べると、作風が変わった時期が見える。当たりだった1本の前後3年を見て、そこだけ雰囲気が違うなら、その期間を集中的に見ればいい。逆に、10年通して同じなら年で絞る意味は薄い。

使い方としてはこうなる

  1. 当たった1本の発売年を確認する
  2. その前後3年で、同じ作者・レーベルを並べる
  3. その中でレビュー件数の多い順に見る
  4. 値段は最後に見る

年は、単体で使う軸というより他の軸の絞り込みを支える軸だと思っている。年だけで探し始めると、ただ古いものが並ぶだけで終わる。